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伊藤忠・繊維、純利益730億円に大幅上方修正 25年3月期見通し

伊藤忠商事は、2025年3月期の純利益を730億円と大幅に上積みする。約1826億円を投じ成立したTOBにより完全子会社化する予定のデサント株の再評価益が中心。期初には330億円を計画していた。

伊藤忠の4〜9月期決算は純利益が前年同期比11億円増の127億円だった。主力子会社では、ジョイックスコーポレーションと「アンダーアーマー」を展開するドームが収益トントン、レリアンが2億円の赤字、エドウインが1億円、副資材卸大手の三景が10億円、中国子会社の伊藤忠繊維貿易(中国)が19億円だった。下期に向けてはスポーツやブランド事業、OEM事業などで伸ばす考え。

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