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「サロパ 2024」伊勢丹メンズ館はマニア待望の香りが勢ぞろい 希少性とコスパが購買の鍵に

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日本最大級の香りの祭典である「サロン ド パルファン 2024(SALON DE PARFUM 2023)」(以下、サロパ)が伊勢丹新宿本店メンズ館1階コスメティクス・プロモーションで10月17~29日に開催された。今年は、本館、メンズ館合わせて約60ブランドが出展。メンズは本館より会期が長く、本館とメンズ館両方に出店したブランドが8ブランドあった。メンズ館というと、男性が多いイメージだが「サロパ2024」では、女性もメンズ館を目掛けて来店。今年のメンズ館の動向について、三越伊勢丹の内田有紀 第2MDグループ 新宿紳士商品部 メンズコスメ バイヤーに聞いた。

マニア待望の日本上陸ブランドに人気が集中

「サロパ」で売上高が好調だったブランドは、セレクトショップのノーズショップが展開する「ジェロボーム(JEROBOM)」だ。同ブランドは、パリの伝説的ニッチフレグランス専門店であるジョヴォイを立ち上げたフランソワ・エナンが立ち上げたブランドで、日本初上陸。内田バイヤーは、「マニアが日本上陸を待ち焦がれていた。

中でも“インスロ”は賦香率(フレグランスにおける香料の割合)が高いエキストレパルファムでありながら、手に取りやすい価格帯が人気だった」と話す。また、焦がしキャラメルのような香りがグルマン好きの関心を集めた。

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