創通メディカルの美容健康ブランド「マイトレックス(MYTREX)」は21日、ハンディガンシリーズ“リバイブ”から“リバイブ2”(2万5960円)と“リバイブ ミニ XS2”(2色、1万4960円)を発売した。公式ECサイト、楽天市場、アマゾンなどで取り扱う。
今回の商品は、振動スピードの調整に加えて深さの調整も可能になった。「人の施術とは異なり、個体差に合わせることができない」という従来品の課題を解決し、使用者や使用部位に合わせたケアをかなえる。今年8月から先行発売をしたところ想定の2.25倍のベースで販売が進み、初回生産分が完売するほど反響があった。
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“リバイブ2”は、速さがレベル1〜5までの5段階、深さが2〜8mmまでの7段階で合計35通りの設定が可能。“リバイブ ミニ XS2”は、速さがレベル1〜5までの5段階。深さが2〜7mmまでの6段階で合計30通りの設定が可能になっている。付属する5種のアタッチメントを使い分けることで、頭皮、肩、首、背中などから足裏までケアができる。
ハンディガンシリーズの新商品2種の発売を記念し、11月21〜25日まで東急プラザ原宿「ハラカド」2階・「COVER」でポップアップを開催中。新商品に加えて美容カテゴリーのフルラインアップをそろえ、すべてのアイテムを体験できる。期間限定のセット販売や特典なども用意する。
新商品の発売に合わせ、“リバイブ”シリーズのイメージキャラクターにモデル・俳優の小松菜奈を起用。小松が日常生活の中で商品を使いこなす様子を表現したCMを22日から全国で放映している。
リアルなタッチポイントの増加に注力
「マイトレックス」は2017年に誕生。「習慣を変えるのではなく、習慣に溶け込むセルフケア」をコンセプトに掲げ、リアルな悩みを起点にオールインワン性とポータビリティ性を両立した商品を開発する。コロナ禍に増えた“自宅ケア”需要をきっかけにハンディーガンシリーズの売り上げが伸長。シャワーヘッドや美顔器などの美容カテゴリーにも商品ラインアップを拡充し、24年1月にはブランド累計出荷台数250万個を突破した。
主客層は30〜40代で、男女比は3対7。男性客の取り込みにも注力しており、特にリフトケア美顔器、ヘッドスパ、美容シャワーヘッドの男性比率は前年から伸長している。
ECと卸の売り上げ構成比は7対3。数値で見るとECが高いが、「家電量販店やポップアップで実物を見た人がオンラインで買うというケースも多い」(事業戦略部の岩橋葉月氏)と、今後はリアルなタッチポイントの増加に注力する。まずは全国でポップアップを積極的に開催し、ゆくゆくは実店舗のオープンも視野に入れる。25年春には、光美容シリーズ“ミライ”から“マルチヘッド多機能美顔器”と“高出力フラッシュミラー”を発売する予定だ。