ビジネス

10月の百貨店売上高、32カ月ぶりマイナス 「夏日」続きで衣料品が動かず

日本百貨店協会は、2024年10月の全国百貨店売上高が前年同月比0.7%減の4447億円だったと25日に発表した。前年同月の実績を下回るのは32カ月ぶり。引き続きインバウンド(訪日客)や富裕層がけん引する高級ブランド品は好調だったものの、全国的に夏日が続く記録的な高温のため秋冬物の衣料品が動かなかった。前年同月に比べて日曜日も1日少なかった。

訪日客による免税売上高は、中国の国慶節による客数増もあって同32.3%増の508億円だった。31カ月連続の増収だった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。