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アーバンリサーチ社長が語る 京都旗艦店から始まる新たな挑戦

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PROFILE: 竹村圭祐/アーバンリサーチ社長

竹村圭祐/アーバンリサーチ社長
PROFILE: PROFILE:アーバンリサーチ創業者の竹村幸造氏の長男。1974年生まれで、98年に同社に入社し「アーバンリサーチ」1号店で販売スタッフとして勤務したのち、京都店や堀江などで店長として勤務。ECサイトや顧客サービスの立ち上げ運営を担当し、2004年に総務部長を経て事業支援本部長・専務・取締役副社長を歴任する

アーバンリサーチはこのほど、京都・寺町京極商店街沿いの旗艦店を大規模刷新した。グローバルフラッグシップストアと位置付け、国内外での存在感を改めて高めていく。同店は創業者の竹村幸造氏から2023年にバトンを受け取った竹村圭祐社長が、これからのアーバンリサーチを方向付ける拠点でもある。竹村社長に狙いや今後の方向性について聞いた。(編集部記者 木村和花)

「さんしょうは小粒でもぴりりと辛い」の世界観を目指して

WWD:京都店リニューアルの意図は?

竹村圭祐社長(以下、竹村):当社は今年で50周年の節目。ビジネス規模を拡大するにつれ、セレクトショップとして創業した当初の思いが薄まっている危機感があった。コロナ禍で会社のさまざまな側面を見直すなかで、自分たちが大事にしたいのはアーバンリサーチらしい付加価値を提供し続けることだということに行き着いた。付加価値の観点から見ると京都店も、旗艦店としての役割を発揮しきれていない反省があった。ここから目指すのは、京都の名物店。国内外の人が京都に来たときには訪れたいと思ってもらえる店にしたい。

WWD:アーバンリサーチらしい付加価値とは?

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