セレクトショップの「ランプ ハラジュク」は2月1日から、東京ファッション・ウィークで話題を集めたブランド「リトゥンアフターワーズ」によるオリジナルブローチの販売を開始した。このブローチは、同ブランドのデザイナーである山縣良和がハンドメイドで製作。計24個のブローチを壁に掛けているが、売り切れた時点で山縣デザイナーが補充するという。2013年春夏シーズンのテーマ“THE SEVEN GODS -clothes from chaos-”に沿ったデザインで、レースのミニチュアドレスなどに熊手を配したブローチが特徴だ。価格は4830円。
また、ゴールドの米俵やシューズなどを組み込んだスペシャルブローチ(8820円)も用意した。一つひとつの素材やデザインが異なり、さらに手作りということで“世界で1つだけのブローチ”になっている。米山えつ子「ランプ ハラジュク」ディレクターは、「山縣さんが約2年ぶりに服を作ると聞いて嬉しかったのですが、ミニチュアの服でした(笑)。ちょっとヘンですよね。でも、東京のブランドを売る私たちにとって、山縣さんのクリエイションはファンタジーであり、魅力的」と語る。
一方、山縣デザイナーは「服を売るというより“福”を売っています。店内ではリカちゃん人形が、体を張ってフリーマーケットをやっています」。リカちゃん人形が“自前の服や雑貨をフリマで売る”という演出も行ない、実際にリカちゃんの出品ドレスは購入できる形にしている。