韓国の流通・ファッション大手のイーランドは22日、そごう横浜店に日本1号店となるウィメンズブランド「MIXXO(ミッソ)」を開いた。同ブランドのイメージキャラクターである人気Kポップグループ、アフタースクールが来店したこともあって、先行開店の9時30分には約300人の行列ができ、しばらくは入場制限が続いた。「ミッソ」は20〜40代の女性をターゲットにしたキャリアブランドで、中心価格はジャケット5990〜1万2900円、カットソーやブラウス2990〜5990円。トレンドを反映した旬の商材を「ザラ」の5〜7掛けの価格で提案する。1号店はそごう横浜店地下1階の婦人雑貨フロアで500�u。若い女性客が多い婦人雑貨フロアで買い回り率の向上を見込む。
イーランドは昨年9月に全額出資の日本法人イーランドジャパンを設立。セブン&アイグループや三井不動産と店舗開発で連携しており、1号店はセブン&アイ傘下のそごう・西武になった。そごう・西武の中島信一・取締役常務執行役員販売本部長は「『ミッソ』はただ安いだけでなく、価格と品質とのバランスや商品の見せ方も優れている。当社の客層を広げてくれることに期待している」と話す。イーランドジャパンは来月にはカジュアルブランド「スパオ」の日本1号店を東日本のショッピングセンターに開く。同社は「ミッソ」「スパオ」でそれぞれ初年度4~5店の出店を計画する。