ファッションの国際展示会「フーズネクスト・プレタポルテ・パリ」が7月6日、パリ・ポート ドゥ ヴェルサイユの「パーク デ エクスポジション」で開幕した。今回も45ヵ国以上から約2000ブランドが参加し、それぞれがブースで2014年春夏コレクションを発表。会場は、ウィメンズブランドを集めた「フェイム」や、頭角のあるデザイナーやブランドを紹介する「プルミエールクラス」、アーバンスタイルに特化した小物類を並べた「ミスターブラウン・アクセサリー」など、6のエリアで構成する。
また、新しい才能の発掘場としても知られる同イベントだが、今シーズンも特別割引料金で若手デザイナーにブースを提供したり、学生たちが集結する「フレッシュ エリア」を設置したりすることで、バイヤーを始めとする来場者とのコミュニケーション支援を図った。さらに今回、初めて「インターナショナルバイヤー・スペース」を用意。「フーズネクスト・プレタポルテ・パリ」の海外エージェント約20人が、展示会をより有意義なものにするためにと、バイヤーを案内するといったサービスだ。このほか四日間に渡り、トレンドフォーラムやセミナー、ファッションショーを実施するなど多彩なプログラムを通してトレンド情報を提供する。