オリジナルのローズプリントを施したミディ丈ドレスや豪華な刺繍ボレロなど、妖艶なダンサーを想起させるコレクションを発表した。テーマは、パリにあるキャバレー"ムーランルージュ"の世界を切り取ったもの。。黒をベースにシックなボルドーなどを織り交ぜ、「挑発的であり、魅惑的にも表現した」と西村陽子デザイナーは語る。贅沢な装飾や素材を採用しながらも、ドレスは3万〜5万円台後半が中心価格になっている。東急百貨店東横店などで販売するセカンドライン「イジュ イランイラン」の販売が軌道に乗り、ファーストラインをより強いイメージに仕上げた。「ライン分けを明確にし、ファーストラインはモード&ノーブルな雰囲気にした」と西村デザイナー。