光沢のあるダルメシアン柄や型押しのクロコダイル柄を使い、コート&スカートに採用した。ペプラムのトップスも特徴的で、細番手のウールを使った軽さと暖かさを兼ね備えたアイテムもある。イメージは「ロシアのとある街から美術館のキュレーターを務めるため、パリにやって来た女性ステイシー」。ホテルに暮らす彼女の日常を表現した。表情豊かなジャカード織りは、コートやミディ丈スカート、Aラインのドレスに使用。ソファー、クッションなどのインテリア製品に使われるファブリックを、特注でウエア向けに柔らかく、通気性を持たせて制作したという。幾何学柄のモダンな要素と肉厚でレトロな素材が共存する味わい深い表現になっている。プリントは、室内に敷かれているタイルから影響を受けたパターンをハンドペイントによって絵画的に再構成した。
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