「ロジェ・ヴィヴィエ」は、テーマに「セクシー・カルト」を掲げた2013-14年秋冬コレクションを発表した。インスピレーション源は、セクシーで知的な雰囲気が漂う、ハリウッド女優のティルダ・スウィントン。さらにドイツ人アーティストのヨーゼフ・ボイスと、彼の代表作ともいえるフェルトを使ったアート作品から刺激を受け、グレーのブロードクロスとミラーレザーを組み合わせたバッグ「プリズミック ミラー」や、レースのアンクルブーツ「プリズミック・リシュリュー」を披露した。また、今季の注目は、創始者のロジェ・ヴィヴィエ=デザイナーが1965年に発表した「コンマヒール」の復刻版。大胆なヒールの形状はそのままに、バリエーションに富んだ素材とカラーパレットで現代女性に合うモダンなデザインに昇華させた。