この連載は週に一度「WWDJAPAN.com」に掲載した記事の中から、編集部の記者がテーマに合わせて記事をピックアップし、コメント付きで紹介するもの。今週のテーマは「経営層に読んでほしい記事3選」だ。当事者はもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する多くの人に読んでもらいたい。
(この記事は無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
選者:新関瑠里記者
ライフスタイル、ファッション雑誌の編集者を経て2016年にINFASパブリケーションズに入社。ビューティ領域で小売りと国産メーカーを中心に担当する
【記事1】
ニット一筋50年の生き字引が語る 世界的デザイナーズブランドから信頼されるための“挑戦心”
ニット専業OEM(相手先ブランドの生産)のハイセンヰ(東京・浅草橋)でアパレル事業部の取締役部長を務める吉田寿弘さん(73)は、ニット製造に携わって50年。まさに、ニットの全てを知り尽くす生き字引といえる存在だ。ハイセンヰは、国内デザイナーズブランドとの取引が全体の7割に達する、意匠に凝ったニットを得意とするOEM会社。OEMとは、メーカーと工場の間を取り持つ、いわば通訳者のような役割を果たす。(全文はこちら)
【記者のコメント】
この業界では、OEM先を公表するブランドは少なく、陰で支える「中の人」が注目を浴びることもまれだ。ハイセンヰの吉田寿弘さんも表舞台には立たないが、その「超一流」の仕事ぶりはこの記事を読めば明らかだ。デザイナーのイメージを形にするのは容易ではないが、吉田さんは無理難題をも“面白がる”姿勢で真摯に取り組む。その言葉の端々に感じられる哲学には、仕事への向き合い方が色濃く宿る。名だたるブランドが同社を選ぶ理由が明白だ。
【記事2】
24年9月期のMTGは過去最高売上高 「リファ」のヘアケアが前年比40%超えの躍進
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。