ファッション

「セカンドストリート」が年間販売数量ランキングを発表 「ザ・ノース・フェイス」と「コーチ」が根強い人気

ゲオホールディングス傘下の総合リユースショップ「セカンドストリート(2nd STREET)」は、カジュアルブランドとラグジュアリーブランドのカテゴリーにおいて、2024年1月1日から11月10日までの期間全国約850店舗で取り扱われた販売数量を集計した“2024年 年間販売数量ランキング”を発表した。

カジュアルブランド

カジュアルブランドは、1位「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」、2位「リーバイス(LEVI'S)」、3位、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」という結果となった。

今期も前期から引き続きアメリカ発祥のアウトドアブランドとストリートブランドが大多数を占め、どのブランドも販売数量、金額共に好調に推移しており人気の高さがうかがえる。中でも6位にランクインした「パタゴニア(PATAGONIA)」は、過去に生産が終了した希少品など新品市場では購入できない商品の需要が高く、中古市場の相場が高騰している。

上位ブランドは全体の中でも売上構成が高いため、買い取りにおいても重点ブランドとして戦略的に価格を設定している。

ラグジュアリーブランド

ラグジュアリーブランドは、1位「コーチ(COACH)」、2位「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、3位「グッチ(GUCCI)」。「コーチ」は2017年から8年連続で1位獲得となった。

物価高の影響から安価なリユース品への注目度が上昇し、中でもブランド品は上半期に引き続きインバウンドの回復によって著しく成長している。「セカンドストリート」では、インバウンド需要によるラグジュアリーブランドの免税売上金額が前年比で28%増加。中でも「ルイ・ヴィトン」が販売数量、金額共に最も構成比の高い主力商品となっている。

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