2013年も間もなく終わろうとしている。今年のファッション業界は、"アベノミクス消費"に歓喜したり、"プロデューサー巻き"に代表されるバブルファッションの波がストリートに押し寄せたり、新たな購買行動の"ショールーミング"が話題になったりと大忙しの一年だった。ここでは、今年流行した話題のキーワードを「WWDジャパン」が勝手に選定。あなたはいくつわかりますか?
「ゆるキャラ」
見ない日はないくらい、毎日引っ張りだこだったゆるキャラたち。「バカラ(BACCARAT)」とコラボした「くまモン」は不動の人気。MVPは梨の妖精「ふなっしー」。スタートトゥディが立ち上げたECサイト「ラブー」のCMでは人気モデルのカーラ・デルヴィーニュともコラボし、一躍ファッショニスタだぶしゃー!
「アベノミクス消費」
安倍晋三・首相が今年掲げた経済政策は、ファッション業界の消費動向にも影響を及ぼした。前半は百貨店の特選売り場や時計・宝飾品の好調などいいニュースが目立った一方、後半は消費税増税の話題で「消費が冷え込む!」と激おこぷんぷん丸な業界人が続出した。
「ブラック企業」
仕事をバリバリ頑張る企業戦士が多い日本。それを逆手にとって、過酷な労働状況やパワーハラスメントを強いる企業が多いことも明るみになった。なんだか言いがかりのような事例もあるが、「黒 」がつくと苦労するなぁ〜。
「富士山」
今年、世界遺産に登録された富士山。登山者数が1.5倍に増加し、アウトドアウエアブランドの売り上げをけん引するなど、ファッション業界にも富士山ブームが巻き起こった。ファッション業界にも、世界遺産の候補はきっと山ほどあるのにな。
「インバウンド消費」
外国人観光客の日本での消費のこと。少子高齢化が進む中、小売各社が期待を寄せている。9月にはジャパンショッピングツーリズム協会が設立。これで景気のリバウンドなるか?
【2013年ファッション業界の流行&ヒットワード パート2】
【2013年ファッション業界の流行&ヒットワード パート3】