髙橋優香によるブックストア「ハイ・ブリッジ・ブックス(Hi Bridge Books)」は12月15日まで、イギリス人の写真家キングスリー・イフィル(Kingsley Ifill)の日本初となる展示「Bard-o」を開催中だ。
同展は、写真表現の一つである「不確かさ」と「曖昧さ」がテーマで、カラーハンドプリントを使って色の感情と記憶を探究した作品を展示。プリントテクニックによる景色が溶け出したように混じり合う色彩は、「現実を捉える写真は、実は記憶と意識が混ざり合っているものではないか」という不確かな感情を表現している。
キングスリー・イフィルの作品一覧
イフィルは、ロンドンを拠点に活動するアーティスト。これまでに「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」2024年ブライダル・クチュールコレクションのキャンペーンを撮影しているほか、英雑誌「ザ・フェイス(The Face)」や「アリーナ・オム・プラス(Arena HOMME+)」などの表紙やファッションストーリーも手がけている。
◼️写真展「Bard-o」
会期:12月15日まで
場所:ハイ・ブリッジ・ブックス
住所:非公開 ※ハイ・ブリッジ・ブックスのインスタグラムから詳細を確認
入場料:無料