ファッション

東京と上海に魅せられた「ケイト・スペード」、2014-15年秋冬ニューヨーク

 「ケイト・スペード ニューヨーク」は、ここ数シーズン、旅をテーマに世界の都市からインスパイアされたコレクションを発表している。今回はデザイナーのデボラ・ロイドが旅した東京と上海をフューチャーした。ハイスピードで進んでいくテクノロジーと、いにしえの伝統がミックスされた街に影響を受け、エレクトリックなブルー、ショッキングピンク、都会的なヴィヴッドグリーンなどのカラフルなカラーパレットに、グレー、ブラック、ベージュなどの対照的なカラーをミックスしたコーディネートを披露した。

 

 今回特徴的なのは、ブランドの得意とする、1枚で着られるワンピースやドレスではなく、スカート、パンツ、シャツ、ジャケットなど、よりスタイリングを楽しめるアイテムを多く提案していることだ。ボックスコートにセンタープレスのパンツ、膝下丈のフレアサーキュラースカートなど、シルエットはクラシックでエレガント。

 

 今シーズンのバッグは、ピンクやレオパード柄のボストン型タイプや、クラッチバッグのほかに、鳥かごバッグや招き猫のような猫型バッグ、「HELLO TOKYO」のロゴが付いたクラッチタイプなど、ユーモアたっぷり。コーディネートに楽しさを添えている。

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 日本では4月5日にアジア最大級の銀座旗艦店がオープンすることが決定した。ラグジュアリーな装飾を施したアパレルライン「マディソンアベニューコレクション」をアジア初展開する。また、ウエディング向けのゲストドレスや引き出物なども国内で初めて取り扱う予定だ。

 

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ケイト・スペード ニューヨーク?2014-15年秋冬コレクション 全ルック

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