ファッション

「クリストファー・ケイン」2014-15年秋冬ロンドン トレンドの黒でマニッシュなウエアを提案、今季からバッグもスタート

 「クリストファー・ケイン(CHRISTOPHER KANE)」は今季、ミニマムなスタイルのコレクションを披露したが、その凝った素材や技術に目を向けると、彼が最も前衛的なロンドン・デザイナーであることが分かる。序盤は、珍しくテーラード・ウエアが登場した。クロップド丈のダブルブレスト・ジャケットや、ロング丈のテーラード・コートを合わせたパンツ・ルックなどマニッシュ。また、異素材を組み合わせたブルゾンとスラウチなパンツや、ナイロン素材のアウター、ダウン素材のインナーベストなど、スポーティなアイテムも提案した。その後は、ネオン・グリーンやイエロー、グレーのニット・ウエアや、ボリューミーなファー・コートなどが続く。中盤は、クリスタルを刺繍したベビー・ピンクのテーラード・コートや、パンジーをホログラムで洋服に取り入れたセットアップなど、フェミニンな要素をプラスしたアイテムを届けた。そして、後半は曲線を帯びた立体的な袖を添えたドレスや、オーガンザの布がヒラヒラと揺れ動くドレスなど、彼が得意とするドレス・ルックが登場した。バリエーションとアイデア豊かな洋服に加えて、今シーズンはビッグサイズのバッグやクラッチも発表した。同ブランドは年内に、初の路面店オープンも控えており、ますます目が離せなそうだ。

クリストファー・ケイン?2014-15年秋冬コレクション 全ルック

2014-15年秋冬ロンドン・コレクション関連記事

2014-15年秋冬ロンドン・コレクション スケジュール

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。