12月10日(現地時間)、映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」のプレミアがアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアター(Dolby Theatre)で行われた。会場には、メーンキャストを務めるティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)やエル・ファニング(Elle Fanning)、ディレクターのジェームズ・マンゴールド(James Mangold)らが登場。それぞれ映画の舞台である1960年代を彷ふつとさせるスタイリングを披露した。
映画「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」は世界的ミュージシャン、ボブ・ディラン(Bob Dylan)の若き日の物語。60年代初頭のニューヨークを舞台に、ミネソタ出身の無名ミュージシャンであった彼がスターダムを駆け上がる様子を、実際のストーリーに基づき描いている。日本公開は2025年2月28日。
ティモシー・シャラメ
ボブ・ディラン役を演じるシャラメは、「プラダ(PRADA)」のブラックレザーブレザーにグレーのシャツ、ブラックのパンツを合わせたルックで登場。ジャケットには60年代のロックンロールファッションにインスパイアされたグラフィックピンを付け、映画の雰囲気をファッションに落とし込んだ。
そして、手にはなんと1999年にタカラトミーから発売されたベーゴマ型玩具“ベイブレード”。レッドカーペットדベイブレード”という異色の組み合わせの真意は不明だが、日本文化に興味を持っていると公言している彼のユーモラスなアイデアなのかもしれない。
エル・ファニング
当時のディランの恋人スージー・ロトロ(Suze Rotolo)に着想したシルヴィ・ルッソ(Sylvie Russo)役を演じるファニングは、スクエア型のネックラインとシルバーに煌めくリボンがレトロな「グッチ(GUCCI)」のドレスで登場。ドレスのデザインに合わせたシルバーのヘアアクセサリーとテニスブレスレット、カクテルリングはすべて「カルティエ(CARTIER)」のもの。
モニカ・バルバロ
フォーク歌手のジョーン・バエス(Joan Baez)を演じるモニカ・バルバロ(Monica Barbaro)は、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」2024-25年秋冬コレクションからカットアウトが特徴的なブラックドレスに身を包み登場した。