ファッション

LA発のアパレルブランド「ロード」が終了 鮮やかな色使いのドレスが人気

米ロサンゼルス発のアパレルブランド「ロード(RHODE)」は12月12日、ブランドの終了を発表した。

同ブランドは、2014年にプルナ・カタウ(Purna Khatau)とフィービー・ヴィッカーズ(Phoebe Vickers)が創業。鮮やかな色使いの花柄のワンピースやスイムウエアが人気で、ビヨンセ(Beyonce)やヒラリー・ダフ(Hilary Duff)をはじめとするセレブリティーに衣装を提供をしてきたほか、米百貨店サックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)など世界で170の小売店で販売していた。また、近年はECにも力を入れており、23年は前年比で90%の成長率だったという。

過去にはヘイリー・ビーバーのブランドを提訴

22年6月には、ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)が同年に立ち上げたビューティブランド「ロード(RHODE)」のブランド名が商標権を侵害しているとして、ヘイリーとブランドを提訴。取り扱う商品のジャンルは異なるとはいえ、ビューティとアパレルは非常に近しい業界で協業する機会も多いこと、またヘイリーが過去に「ロード」を被服の分野で商標出願したことなどに触れ、混同を招く恐れがあると主張していたが、24年7月にこれを取り下げている。

共同創業者のコメント

共同創業者のカタウとヴィッカーズは、ブランドの終了に際し、「創業から素晴らしい10年間を過ごしたが、数週間後にブランドを終了することを決定した。簡単な決断ではなかったものの、新たな、そしてエキサイティングな夢に向かって進むことにした」とブランドの公式インスタグラムに投稿した。

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