オフィススタイルに定評のある月額制レンタルサービス「エアークローゼット(AIRCLOSET)」は、忙しい30〜40代の女性がメインユーザーだ。シェアリングでアパレルを循環させながら、パーソナルスタイリングときめ細かなコミュニケーションで着実にユーザーを増やす。エアークローゼットの天沼聰社長兼CEOと舟波優衣クローゼットチーム バイヤーにユーザー動向の変化や好評だったアイテムなどを聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年8月26日号会員限定特別付録「ビジネスリポート2024年上半期」からの抜粋です)
WWD:2024年上半期の商況は?
天沼:良い状況で推移しており、24年6月期通期業績の予測を上方修正した。登録時に3カ月分、6カ月分をまとめて支払う制度を、毎月払いができるようにしたことで、継続率が増えている。退会者数を減らすことがサブスクリプション事業の肝なので、いい傾向だ。また、3、4月の年間で一番お客さまが増えるタイミングではサイトへの流入を促す広告も強化しているが、今年はコンバージョン率(サイトへのアクセスに対する入会の割合)を高める施策をいろいろトライした結果、顕著に数字が上がったことも好調要因だ。
WWD:具体的にはどんな施策を?
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