高機能化学材料を取り扱うソマールは、十代目松本幸四郎をプロデューサーに迎えスキンケアブランド「凄艶(せいえん)」を立ち上げる。2025年1月8日に第1弾商品として、メイク落としと洗顔、化粧水の3役を担う“とろみ水クレンジング”(200mL、3980円)を発売。現在公式サイトで予約を受け付け中だ。子供の頃から日常的に役者化粧を施してきた歌舞伎役者だからこそのこだわりを形にするため、開発には5年かけたという。
パッケージから香りまで和文化を形に
「しっかり汚れを簡単に落とせること」と「素肌への優しさ」の両立を掲げた“とろみ水クレンジング”は、ソマールが持つ特許成分、P-ポリマーとモリンガオイル(ワサビノキ種子油)を配合。松本こだわりのとろみのあるテクスチャーで、肌とコットンの間でクッションのような役割を担いつつ、洋服を着たまま使用しても垂れにくい点が特徴だ。
開発には歌舞伎界ともゆかりが深く和文化を伝承する活動を行なっている島田ちかこ氏も参画。香りはひのき、ベルガモット、ティーツリー、ビターオレンジの精油ブレンドした日本的なハーバルウッディ系で、白地に朱の曲線を描いたパッケージも和の美しさを表現している。
松本は「子供から大人までの素肌負担を考えること以外にも強いこだわりがあり、開発には5年間要しましたが、やっと納得のいく商品に完成しました。私が“凄艶とろみ水クレンジング”に込めたこだわりは、歌舞伎役者以外の方々にも喜んでいただけると思っています」とコメントを寄せている。