「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」の公式スケジュールで初めてコレクションを発表したイタリア人デザイナー=アンドレア・ポンピリオによる「オニツカタイガー × アンドレア・ポンピリオ」。エンジン音の後、ヘルメットをかぶり、シルバーの全身スーツに身を包んだモデルがランウェイを闊歩し、ショーがスタートした。テーマは「アーバン・スペースマン」。"宇宙と都市を行き来する大都会の宇宙飛行士からなる新世代"を着想源に、ジャージー素材や、スウェット、ナイロン、ヘリンボーン、ツイードをハイブリットしたブルゾンやMA-1、パーカ、ポンチョ、ミリタリーコートなどを提案。レイヤードを駆使し、フューチャリスティックをストリートに、そしてスポーティに落とし込んだスタイルは、時にオレンジのセットアップジャージなどを差し込むことでリズムをつけた。また、アンダーグラウンドが香る幾何学模様は、リュックやスポーツバッグ、ハイカットスニーカーにプリント。アイコニックな「オニツカタイガー」のタイガーモチーフは、ウィメンズのレース付きスウェットワンピースや、Tシャツ、ブルゾン、スニーカーとさまざまなアイテムに刺繍されている。
アンドレア・ポンピリオと「オニツカタイガー」のタッグは、今季で4シーズン目。先端層にアプローチすることができるファッション・ウィークでコレクションを発表し、ブランドが考えるコンセプトを強く打ち出した。
【オニツカタイガー×アンドレア・ポンピリオ?2014-15年秋冬 全ルック】