拡大する片頭痛・頭痛ケア市場　アイマスクからフード、サプリメントまで活況

公開：2025/01/03

「オーストリッチピロー」“ホット＆コールドアイマスク”（39ドル、約6100円）重みのあるアイマスクで、患部に圧力を与える。温めたり冷やしたりすることで片頭痛や頭痛を和らげることができる。©︎FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

「アミア」“ベイクドオートアンドシードバー”（24ドル、約3700円）チョコレートやグルテンなどの頭痛を引き起こす要因となる成分を排除した、片頭痛持ちに優しいスナックだ。©︎FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

「セラボディ」“スマートゴーグル”（199ドル、約3万1000円）目とこめかみに圧迫、加熱、マッサージを施し、頭痛を引き起こす有害な光を遮断する。©︎FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

「ハングオーバー AF」“クーリングハングオーバー＆ヘデイクキャップ”（40ドル、約6200円）圧迫することで緊張している部分を緩和。自分の好みで温めても冷やしても使用できる。©︎FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

「ムーンジュース」“マグネシオム”（44ドル、約6800円）専門家によれば、マグネシウム不足は頭痛や片頭痛の引き金となる可能性が高い。同商品は良質な睡眠を促進する、複数タイプのマグネシウムを配合している。©︎FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

「アブラックス」“マイグレインズグラス”（335ドル～、約5万2000円～）有害とされる赤、青、黄色の光を遮断し、心地よい緑の光を取り入れるレンズを採用。1日中装着することで片頭痛を予防、治療できる。©︎FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

「オーシア」“ベガスナーブオイル”（48ドル、約7500円）首に沿って走る迷走神経に塗布することで、体をリラックスさせ、頭痛や片頭痛の原因となるストレスを軽減する。©︎FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

「ヘダターム」“ヘダターム2 マイグレインズレリーフデバイス”（130ドル、約2万円）臨床的に実証されたデバイスによって、頭痛の原因となる額の神経に電気刺激療法を施し、痛みを軽減。長期的な痛みの予防にもつながる。 ©︎FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

米国では片頭痛や頭痛に悩む人の増加に伴い、症状をケアするさまざま商材が登場している。米国片頭痛財団（AMF）の調査によると、世界では約10億人が片頭痛に悩まされており、そのうちの90％が「キャリア、教育、社会生活に悪影響が感じている」と回答しているという。これまで一般的に片頭痛や頭痛には、市販の鎮痛剤エキセドリンや医薬品のスマトリプタン、リザトリプタンなどの処方薬が用いられてきたが、近年は…