KPOPボーイズグループの82MAJORが米国版「WWD」に登場し、スーツを着用した撮影、インタビューに応じ、メンバーのファッションに対する考え、ファンへの思いなどを明かした。
2023年10月にデビューした同グループは今年10月、メンバー全員が作詞作曲に参加したセカンドミニアルバム「X-82」をリリース。同アルバムはビルボードチャートに初登場し、デビューからわずか一年でグローバルなスターダムに駆け上がった。
さまざまな衣装を披露したタイトル曲
タイトル曲「Stuck」のミュージックビデオでは、ホットピンクのユニホームからブルーとグリーンのトラックスーツ、パイロットの制服、シェフのコートまで、メンバーがたくさんの衣装に着替えて登場している。
リーダーのチョ・ソンイル(Cho Seong Il)は衣装について、「僕のお気に入りは、ロングコートです。メンバー全員がかなり背が高いので、ロングコートは僕たちにとてもよく似合って、本当に最高のビジュアルになったと思います。コートは、とても重かったので、パフォーマンスシーンの撮影は、少し大変でした。でも、仕上がりに本当に満足しています。僕たちのファンも衣装を気に入ってくれたので、僕ももっと好きになりました!」と答えた。
スーツで成熟さを表現
ファッションスタイルについて語る
「WWD」の撮影で、メンバーはMVと同じくスーツを身にまとい、ボーイッシュなユーモアとノワール(フランス語で黒)に着想を得た成熟さを強調した。
チョ・ソンイルは、撮影について、「僕たちは、表情管理や仕草にとても気を使っています。メンバー全員がまだとても若いので、最初はどうやって成熟さを表現すればいいか分かりませんでした。でも、僕たちなりのやり方で“ノワール”を表現したかったので、成熟さを持った真剣な表情に挑戦しました。ボーイッシュなユーモアについても同じです。これは僕たちが普段からやっていることなので、撮影の間はただ楽しく、たくさん笑っていました」と話した。
写真の中でモデルのように見えるメンバーだが、実生活では、普段のファッションにそれぞれ異なるアプローチをしている。チョ・ソンイルは、パフォーマンスやカメラの前でポーズを決めていない時は、アクセサリーを使用することが多いという。「僕のスタイルはダンディーに傾倒しがちですが、現代的な雰囲気を加えるためにアクセサリーを使います。伊達めがねや帽子が大好きで、いつでも身につけています。」と答えた。
ナム・ソンモ(Nam Seon Mo)は、洋服に少しの遊びを持たせるのが好きだという。「僕は、アクセサリーを使って、ファッションにスパイスを加えるのが好きで、本当に好きなのは、スポーツユニホームと普通の服をミックスすることです」とこだわりを明かした。
一方で、パク・ソクジュン(Park Seok Jun)は、より細かい部分にフォーカスするという。「僕は、シンプルかつファッショナブルな派手すぎないスタイルを楽スタイルを楽しみます。僕のお気に入りアイテムは大抵、少し面白い服やアクセサリーです」 。
ファン・ソンビン(Hwang Seon Bin)は、「この頃僕は、やりすぎないカジュアルな服をたくさん来ていると思います。時々、ユニークな柄のジャケットやパンツにも挑戦しています」と話し、シンプルなファッションへの傾倒を明かした。
ファッショニスタを自称するラッパーのユン・イェチャン(Yoon Ye Chan)は、「僕は、ビンテージショップでよく買い物をします。ピンタレストを使ってインスピレーションを得て、どうやってコーディネートしようか考えます。実際、1つのスタイルに固執するより、よく見えると思うものはなんでも着てみます。そして、これはファションアイテムというわけではありませんが、僕は今も母がくれた財布を持ち歩いています。それは祖母が母にあげたもので、僕が譲り受けました。僕にとって特別なアイテムです」と答えた。
キム・ドギュン(Kim Do Gyun)は、自身はファッションルーキーだといい、「最近までファッションに興味はありませんでした。どんなスタイルが自分に一番合うかを見つけるために、色々なスタイルを試しています」と話した。
メンバーは、それぞれファッションへ幅広いアプローチをしているが、新しいビジュアルコンセプトに挑戦しようという野望を一つにしている。ナム・ソンモは、「それぞれのメンバーのしたいスタイルを統合したら面白いと思います。似たようなスタイルが好きなメンバーもいれば、かなり違うスタイルを好むメンバーもいます。僕たちの日頃のファッションを合わせて、自分たちでビジュアルのコンセプトを作り出せたらとても楽しいと思います」と今後の展望を語った。
ファンに向けて
82MAJORは、少年のようなチャーミングさと成熟したカリスマ性、生き生きとした喜びとプロフェッショナルさといった対照的なイメージを体現している。そして、音楽への真剣なアプローチと人生や互いに対する楽しげな姿勢を併せ持った6人の多才なアーティストとしてのアイデンティティーを確固たるものにしている。 自身らの芸術性に対する揺るぎない自信と、新たな一面を見せ、変化し続けるための大胆な野心を持って、K-POP界にニューウエーブをもたらす道を邁進中だ。
ユン・イェチャンは、82DE(82MAJORのファン)に対し、「揺るぎない応援と愛をありがとうございます。僕たちは82DEのことを思うといつも、より良いステージを見せて、もっと懸命に練習したいと感じます。82MAJORはまだまだ世界中でショーをします。僕たちはもっと良い音楽とステージを作り続けるので、楽しみにしていてください。82DE、愛してます!」とメッセージを残した。