チャールズ国王(King Charles III)をはじめとするイギリスのロイヤルファミリーは12月25日(現地時間)、イングランド東部のノーフォーク・サンドリンガムにあるセント・メアリー・マグダレン教会で行われる恒例のクリスマス礼拝に出席した。
キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)は、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」のフォレストグリーンのコートを主役に、同色の「ジーナ・フォスター(GINA FOSTER)」の帽子、タータンチェックの一種である“ブラック・ウオッチ”のスカーフをコーディネート。「アレキサンダー・マックイーン」は、ここ数年のクリスマスでセレクトするなど、同妃のお気に入りブランドだ。今月6日に主催したキャロルサービス“Together at Christmas”での、鮮やかな赤のダブルブレストコートも注目を集めたばかり。また、“ブラック・ウオッチ”もクリスマスに選ぶことが多く、過去にはダークブルーとグリーンのチェック柄の「アレキサンダー・マックイーン」のコートドレスを着用したこともある。
また、カミラ王妃(Queen Camilla)もフォレストグリーンのルックをセレクトし、カラフルな鳥の羽のブローチをつけたピーグリーンの帽子でコーディネートを完成させた。手には、「シャネル(CHANEL)」の黒いハンドバッグを合わせた。
今年は、1月にチャールズ国王ががんの一種に罹患していると診断されたことを発表。そして3月には、キャサリン皇太子妃ががんと診断され化学療法を受けていることを公表し、大きな話題となった。現在2人は公務に復帰しているものの、今年はファミリーにとって心配の絶えない一年となり、クリスマスの集まりはいつにも増してハートフルなイベントとなった。