「WWDJAPAN」のウェブサイトに掲載した2024年1月1日から11月30日までの有料会員限定記事とアクセスフリー(無料)の記事から1週間のアクセス数が多かった順でそれぞれ30位までのランキングを集計した。これらをもとに記者3人が鼎談を実施し、24年を総括。多く読まれた記事から何が浮かび上がってくるのか。トレンドを振り返ると同時に25年はどうなるのかを予想してみた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年12月30日&25年1月6日合併号からの抜粋です)
印象に残った記事
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ユニホームへの関心が
高かったパリ五輪
紀本:2024年のイベントと言えば、やはりパリ五輪がハイライトでした。「WWDJAPAN.com」でもたくさんの記事が読まれましたよね。
高山:五輪関連では「パリ五輪日本選手団の“表彰台ジャケット”、実は全員違うデザイン アシックスに協力した『ハトラ』に聞いた」インタビュー記事のアクセスが無料18位で一番読まれました。
竹田:各国のお国柄が分かるユニホームや開会式の「ディオール(DIOR)」の衣装の記事を筆頭に、バラエティーに富んでいましたね。南スーダンのユニホームが格好いいと盛り上がりましたけど、 オリンピックで南スーダンを日本がフィーチャーする事ってあまりなかったと思う。そこもファッションの力でしたね。
紀本:パリで開催したことによって、ファッションとの結びつきが強いオリンピックだったということが記事からも読み取れたし、ファッション的な目線でも楽しめた。 “ユニホームで金メダル”と話題になったモンゴルも格好良くて綺麗でしたよね。
高山:バレーボール日本男子代表が履いていた「アシックス(ASICS)」のイエローのシューズはコートで映えていて、強く印象に残りました。そういうところにも「アシックス」のうまさを感じました。
「ユニクロ」の「U」「C」「JW」
「UT」と「GU」強し
紀本:よく読まれた記事で言うと、やっぱり「ユニクロ(UNIQLO)」は外せないですね。コラボでも話題を作って、「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」とか「マリメッコ(MARIMEKKO)」も毎回アクセス数が半端ない。
高山:「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」「ユニクロ:シー(UNIQLO:C)」「ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン(UNIQLO AND JW ANDERSON)」「UT」とたくさんあって、リリースも多いのにどれも毎回よく読まれます。あと「ジーユー(GU)」と「アンダーカバー(UNDERCOVER)」コラボもかなり人気でしたね。
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