ジュエリーやビューティブランドの関係者なら、ピンと来るでしょうか?「オーバー・ザ・テーブル」とは、買い物客も椅子やソファーに座っての、いわゆるテーブル接客のこと。一方の「オーバー・ザ・カウンター」は販売員はもちろん、買い物客も立ったままの、カウンター接客です。前者は、ジュエリーなら高額品のハイジュエリー、ビューティならスキンケアの接客術であり、後者は、もう少し手頃なシルバーやコスチュームジュエリーだったり、カラーメイクやフレグランスの接客だったり、という感じでしょうか?
買い物客の立場で考えると、「オーバー・ザ・テーブル」と「オーバー・ザ・カウンター」には、どんな違いがあるでしょうか?必ずしもVIPルームに入るワケではありませんが、前者は後者に比べると、“私たちのための時間と空間”感が強まります。マンツーマン接客になりますから、接客というサービスの満足度は高まりますが、一方で「買わなければいけない?」というプレッシャーは強くなります。「オーバー・ザ・カウンター」は、その逆です。
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