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連載 エディターズレター:BEAUTY ADDICT 第89回

“手前味噌”で腸内環境を整える

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先日、薬膳料理家の中島芙美枝さんが開催する味噌作りワークショップに参加しました。材料は有機・自然栽培の大豆と米麹、沖縄の海塩の3種のみ。作り方も簡単です。茹でた大豆をひたすら潰し、塩切り麹(米麹と塩をまぶしたもの)と混ぜるだけです。工程は簡単なのですが、大豆をつぶすとき、米麹と塩をまぶすときに腕や指の力が必要。作り終えた頃には腕の筋肉が悲鳴を上げるほどです。そしてでき上がった味噌4.5kgを担いで帰るのも一苦労。発酵するまで約1年間ひたすら待ち続けて完成と、重労働かつ長期間必要な味噌作りなのですが、できあがった味噌で作ったお味噌汁のおいしさに感動し(“やさしい味”という未知の体験でした)、3回目の仕込みに参加したわけです。

言わずもがなですが、味噌は発酵食品で摂取することで腸内環境を整えてくれます。免疫細胞の多くは腸内に存在しているため腸内環境が整うと免疫力向上にもつながります。中島さんがご自身の仕事の関係で、一般的な味噌と自然食品で売られている味噌、自家製味噌の成分分析をしたところ、自家製味噌が圧倒的に善玉菌が多く含まれていたそうです。おいしい上に腸内環境を整えることにも有効と分かれば、これまで以上に積極的に取り入れようと思えます。

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