「ロエベ(LOEWE)」は3月29日〜5月11日、ブランド初の大型展覧会“ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界”を東京・原宿で開催する。同展は予約制で、入場は無料。
「ロエベ」のレガシーを辿る初の大型展覧会
同展は、昨年3月に上海でスタートした世界各地を訪れる巡回展。革新的な建築の数々を手掛ける建築設計事務所OMA(Office for Metropolitan Architecture)との協業でデザインされた同展では、「ロエベ」が1846年にスペイン・マドリードで創業してから、世界的なファッションブランドに成長するまでの進化の道のりを、アイコニックなデザインやコラボレーションを通して辿ることができる。
会場内の空間には、「ロエベ」のファッションに対する前衛的なアプローチやクラフトの文化はもちろん、スタジオジブリや京都の陶芸ユニット、スナ・フジタなど近年の「ロエベ」のコレクションにインスピレーションを与えた世界に没入することができる。
日本文化が誇る芸術作品も展示
また、東京での開催を祝して「ロエベ」が日本国内外でおこなったコラボや文化プロジェクトを紹介する作品も特別に展示し会場を彩る。ロエベ財団が支援する、京都で400年以上にわたり茶の湯に使われる釡を作り続ける「釡師」、大西家のドキュメンタリー映像や、同財団が主催する芸術的価値を称えることを目的としたコンテスト「クラフト プライズ(Craft Prize)」のファイナリストである四代田辺竹雲斎、渡部萌、2019年度の大賞受賞者である石塚源太の作品を展示するほか、国際家具見本市「ミラノサローネ」の展示でコラボしたARKO、松本破風、米澤二郎らの作品も並べる。
イベント詳細
◼️“ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界”
日程:3月29日〜5月11日
時間:9:00〜20:00(最終入場19:00)
住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
入場:無料(予約制)