ビジネス
特集 芸能人15人のブランドビジネス 第15回 / 全16回

販売先に聞く芸能人ブランドの今

有料会員限定記事
INDEX
  • LUMINE
  • ファンコミュニティーが購入モチベーションに影響

販売先に聞く芸能人ブランドの今

自社サイトにとどまらず、商業施設やショッピングサイトでも見かける機会が増えた芸能人ブランド。個人の発信力が勢いを増す今、プロモーション方法も進化し、売り場でも存在感を確立している。実際に芸能人が手掛けるブランドを取り扱う販売先の各担当者に、昨今の潮流や注目すべき実績を残したブランドについて聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2025年1月20日号からの抜粋です)

LUMINE

増井暢子
ルミネ業態マネジメント部所属

増井暢子 ルミネ業態マネジメント部所属

ファンコミュニティーが
購入モチベーションに影響

Q.最初に取り扱いを始めた芸能人のブランドは?

ミーア(MIIA)」/南明奈
「本人が来店し、限定商品の販売や販促など多くの工夫により、店頭に行列ができるほどの反響に」(2010年に取り扱い開始)

Q.売り場の反響が大きく、印象に残ったブランドは?

「ハーリップトゥ」/小嶋陽菜

ハーリップトゥ(HER LIP TO)」/小嶋陽菜
「オープン日には必ずインスタライブを行い、SNSや売り方にも長けている。短期催事の過去最高売り上げを記録した」

「アンドマリー(ANDMARY)」/黒瀧まりあ
「個性的ながらもリアルクローズなデザインの服が多く、持ち前のスタイルを生かした着こなしをSNSで発信。オープン初日はルミネエスト新宿の単日売り上げ記録を更新した」

Q.今後期待している注目ブランドは?

「クヌースマーフ(KNUTH MARF)」/ChiEmi
「自社店舗を持たずECをメインに展開し、現在はセレクトショップ『ステュディオス(STUDIOUS)』のほか、海外でも販売している。運営メンバー全員がアパレル未経験で常識にとらわれず躍進を続けている」

この続きを読むには…
残り3045⽂字, 画像13枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京に広がる “成熟したエレガンス”と“リアルクローズの提案力” 2025-26年秋冬東コレ特集

3月31日発売の「WWDJAPAN」は、2025-26年秋冬の「楽天 ファッション ウィーク東京」特集です。今季の特徴は、デザイナーらがブランド設立当初の世界観を大きく前進させたこと。東京らしいパーソナルな視点でのモノ作りに加え、“エレガンス”を成熟させて幅広い層に刺さるクリエイションが際立ちました。同時に、よりリアルクローズを意識した提案も目立ち、今後に向けてのターニングポイントを予感させるシー…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。