欧米のワークウエアから影響を受けたコートやジャケット、ドレスが並ぶ。「ハイク(HYKE)」が、オリジナルで制作したカモフラージュプリントをTシャツやワークエプロンに採用したほか、同柄のショーツでスタイリングにアクセントを加えた。後ろ身頃をラグランスリーブ状にしたコート、肩パットを入れずに毛芯のみでショルダーラインを構築したジャケットなど、パターンや付属品にもこだわりを見せている。ジャケットはメンズの縫製工場で制作し、技術面にも焦点を当てた。ワークウエアの歴史やデザインの変遷を研究し、ブランドの感性を加えて表現。ラペルを削ぎ落としたコート、肉厚なスウェットパンツ、タックを入れた膨らみのあるパンツといった、ワンポイントで素材やディテールに特徴を持たせたアイテムが主力だ。ワークウエアを現代的に組み直したクリエイションは、ベージュやグレー、ブラックを基本に、鮮やかなブルーの配色で構成している。
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