元「バナルシックビザール(banal chic bizarre)」デザイナー、市毛綾乃が新たにウィメンズブランド「ノントーキョー(NON TOKYO)」をスタートさせた。デビューとなる2014年春夏シーズンは、異素材の切り替え変化を多用したジャケットやデニム生地を駆使したドレスなどを並べている。
デザイナーの市毛は「同世代の女性に共感してもらえるようなアイテムを制作した。イメージは、30代女性のストリートウエア。等身大のクリエイションを表現した」と語る。テーマは「IN TOKYO」。コットンとコーデュロイ素材のパーツを組み合わせたジャケットや、細身のブロードシャツもある。濃淡のあるデニム生地を縫い合わせたドレスは、まるでレイヤードしているかのよう。デビューは約30型を用意。多くの素材やディテールを採用したアイテムに加え、シンプルな単品も発表した。価格はジャケットで3万円台、コートは6万円台になっている。