ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、東京と5都市を巡った2014年春夏シーズンのコレクションサーキット。ショーでは、最先端のファッションもさることながら、コレクションのテーマを反映した会場や演出にも注目したい。ここでは、大がかりなセットや工夫を凝らした演出で魅せたブランドをピックアップ!ニューヨークからは「マーク ジェイコブス」「オープニングセレモニー」「トミー ヒルフィガー」「アレキサンダー ワン」「Y-3」の5ブランドを紹介する。
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PHOTOS BY RYOICHI SHIRAISHI, GIOVANNI GIANNONI, FAIRCHILD ARCHIVES
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MARC JACOBS
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黒い砂が敷き詰められた薄暗い会場には、朽ちた巨大なテントや椅子、自販機、バスなどが横たわる。巨大なファンヒーターが設置された会場内は蒸し暑く、観客は漂流してしまったかのような臨場感を味わった。
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OPENING CEREMONY
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巨大な会場に、車が続々と入ってくる。約20台の車からモデルが登場する演出でショーを盛り上げた。フィナーレで、ズラリと並んだ車の前にモデルが整列するさまは圧巻!
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TOMMY HILFIGER
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「西海岸」をテーマに、マリブのビーチを再現した。膨大な量の砂を敷き詰め、そこにウッド・デッキのランウェイを用意。飾られたカラフルなサーフボードやカリフォリニアン・ソングが、さらにムードを盛り上げた。
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ALEXANDER WANG
広い会場には、巨大なジャングルジムのような白いオブジェをいくつも配置。ショーがスタートすると、雷が落ちたような大きな音とともにオブジェが光る。そんなオブジェと客席の間に曲がりくねったランウェイを用意した。
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Y-3
倉庫のような無機質な会場に響き渡るドラムの生演奏。フィナーレには、バンド演奏が終わった後、山本耀司自らがドラムの演奏をするというサプライズを用意し、会場を沸かせた。
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