ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、東京と5都市を巡った2014年春夏シーズンのコレクションサーキット。ショーやプレゼンテーションでは、最先端のファッションもさることながら、コレクションのテーマを反映した会場や演出にも注目したい。ここでは、大がかりなセットや工夫を凝らした演出で魅せたブランドをピックアップ! ロンドンからは「バーバリー プローサム」「アディダス バイ ステラ・マッカートニー」「アーデム」「ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル」の4ブランドを紹介する。
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PHOTOS BY KIM WESTON ARNOLD
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BURBERRY PRORSUM
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会場は、いつもと同じケンジントン・ガーデンに建てられた特設テント。毎回、ドラマティックな演出でショーを締めくくる「バーバリー プローサム」だが、今季はテーマの「イングリッシュローズ」に合わせ、天井から香り付きの花びらを降らせるという春めいたフィナーレを用意した。
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ADIDAS BY STELLA McCARTNEY
実際に、アスリートが「アディダス バイ ステラ・マッカートニー」の最新コレクションを着て運動をしている様子を披露。スポーツウエアの魅力を余すことなく見せる演出には脱帽!
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ERDEM
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広々とした会場にグランドピアノとチェロの生演奏が響き渡る中、コレクションを発表した。優雅な音楽とアスファルトや金属で構成された無機質な空間のコントラストが面白い。
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VIVIENNE WESTWOOD RED LABEL
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バレエシューズを履いたモデルのリリー・コールがステージ上でうずくまっているところからショーはスタート。立ち上がると、何かに取り憑かれたかのように奇妙な舞を披露した。ショーの終わりには、客席にいたヴィヴィアン・ウエストウッドが立ち上がり、「皆の力で気候変動を阻止しよう!」と叫び、いつものようにコレクションを通じて、気候変動など環境問題に対する取り組みの必要性を訴えた。
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