ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、東京と5都市を巡った2014年春夏シーズンのコレクションサーキット。ショーやプレゼンテーションでは、最先端のファッションもさることながら、コレクションのテーマを反映した会場や演出にも注目したい。ここでは、大がかりなセットや工夫を凝らした演出で魅せたブランドをピックアップ!東京からは、「クリスチャン ダダ」「アンリアレイジ」「ソマルタ」の3ブランドを紹介する。
PHOTOS BY YOSHITAKE ISHIKAWA, RYAN CHAN
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CHRISTIAN DADA
テーマは「DEFECTIVE(不完全な美)」。不良カルチャーのモードへの昇華を試みた。そして、なぜかフィナーレには、シークレットゲストとして、ロックバンドのKISSが登場!サービス精神旺盛に会場を盛り上げたが、大物すぎるゲストにただのソックリさんと思った人もいたようだ。
ANREALAGE
前回は、色が変わる服で度肝を抜いた「アンリアレイジ」。今季は、ロープ状の糸をウエストや胸元に縫い込み、ロープを巻き取ることで縮むサイズレスな服を発表した。ショーでは、実際に身長の違うモデルが同じ服を着て、それぞれのサイズに合わせるというデモンストレーションを披露!
SOMARTA
「メタファー(meta-phor)」をテーマに、茶道とドレスの関係性に着目した今季は、東京・赤坂にある「響 風庭 赤坂」を会場に選んだ。モダンな日本庭園は、和装とドレスの中間のようなアイテムとの相性もぴったり。優雅なムードを演出した。
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