「ディオール(Dior)」2014年プレフォールで、ラフ・シモンズはメゾンのコードを再解釈し、アーカイブからのパンサー・モチーフをさまざまな方法を用いて表現している。ゼロックス風パンサープリントを施したサテンドレスやパンサー柄の刺繍を施したジャカードのコートなどを発表した。また、日本製の加工を施したウールを用いニュールックのシルエットをモダンにアップデートしている。ウエストを絞ったフルスカートやパネル付きジャケットなどまるで、ルネ・グリュオーの絵画のようだ。イヴニングはTシャツのグラフィックに着想を経て花や風景をのせたアイテムやアストラカンにスプレーでオンブレストライプ風にペイントしたコートなどが登場。