繊維ファッション産学協議会(理事長:廣内武・一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会理事長、副理事長:大沼淳・一般財団法人日本ファッション教育振興協会理事長)は6月25日、文化学園で「2014 Tokyo 新人デザイナーファッション大賞アマチュア部門」の一次審査を行なった。その結果、9月に予定する最終審査へ進むデザイン画25点を選出した。通過作品には海外からの応募作品も含まれる。
1984年創設の同大賞は、応募数で世界最大級の学生のためのファッションデザインコンテストで、今年で30回目を迎える。2014年は、8908点(昨年比110%)のデザイン画が9つの国と地域の大学・専門学校の学生から寄せられた。一次審査では、テーマの表現力、デザインの独創性と先進性を基準に6名の審査員が通過作を選出。 審査員を務めたのは、田山淳朗・審査員長=デザイナー、堀畑裕之および関口真希子「マトフ」デザイナー、高島一精「ネ・ネット」デザイナー、青木規子「繊研新聞」記者、児嶋幹規「装苑」編集長。
25点のデザイン画は今後、応募者によって実作品として制作され、最終審査は9月10日に開催する。最終結果は、10月15日に開催される「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク東京(=MBFWT)」会場で発表する。プロ部門とのジョイントショー形式で催され、同時に表彰も行なう。
■一次審査を通過した25名(敬称略、Wはウィメンズ、Mはメンズのカテゴリー)
淺野友行(名古屋ファッション専門学校・W)
榎木沙知子(名古屋モード学園・W)
大河原麻央(上田安子服飾専門学校・M)
太田亜矢子(文化服装学院・W)
大谷あかり(大阪モード学園・W)
織田淳利(東京モード学園・W)
オロスコ・マリア(大阪モード学園・W)
柏木結(織田ファッション専門学校・W)
金森麻衣(愛知文化服装専門学校・M)
金山恒樹(マロニエファッションデザイン専門学校・W)
川又宣興(大阪モード学園・W)
キム・ヒョンウ(韓国/Samsung & Art & Design Institute・W)
畔桝あゆ(名古屋学芸大学・W)
小西翔(東京モード学園・W)
ジラワット・タムロンギィフィコル(タイ/SRINAKHARINWIROT UNIVERSITY・W)
杉本知春(大阪文化服装学院・M)
鈴木恵里子(エスモードジャポン東京校・W)
鈴木里実(愛知文化服装専門学校・W)
田中大資(大阪文化服装学院・W)
崔賀琳(東京モード学園・W)
中村綾美(大阪文化服装学院・W)
服部真波(愛知文化服装専門学校・W)
ベー・ジュウォン(韓国/Kookmin university・W)
水町孝浩(マロニエファッションデザイン専門学校・W)
劉佳(名古屋モード学園・W)