「ボッテガ・ヴェネタ」は、2015-16年秋冬の広告キャンペーンのフォトグラファーにユルゲン・テラーを起用した。有名アーティストとの協働により制作している「アート・オブ・コラボレーション」シリーズの最新作。デコラティブな内装が特徴のイタリア・トリノにあるミュゼオ・カサ・モッリーノで、グラフィカルで鮮やかな最新コレクションを着こなすアンナ・クリーブランドとフレディ・ドラブルを撮影した。「ユルゲン・テラーの独特で洗練されたアングルの切り取り方にとても満足している。今回のコレクションの雰囲気をパワフルな表現で解釈してくれた」とトーマス・マイヤー=クリエイティブ・ディレクターはコメントしている。
同ブランドは02年、「アート・オブ・コラボレーション」をスタート。これまで、荒木経惟やライアン・マッギンレー、デヴィッド・シムズ、ピーター・ヒューゴ、ナン・ゴールディン、ニック・ナイト、スティーブン・マイゼル、フィリップ・ロルカ・ディ・コルシア、ピーター・リンドバーグ、ロバート・ロンゴなどのフォトグラファーやアーティストとのコラボレーションで広告キャンペーンを制作してきた。10月には、それらをまとめた写真集「ボッテガ・ヴェネタ:アート・オブ・コラボレーション」(リッツォーリ社)を出版する予定だ。