パリ・メンズ・ファッション・ウイークが終わり、現在は「WWDJAPAN」Weeklyのメンズ速報進行真っ只中。今シーズンのメンズ・ファッション・ウイークは、複数の主要ブランドが公式スケジュールから姿を消し、いつもに比べて静かなシーズンでした。現地取材チームは、こんな時こそ有望な若手やいつもと違う角度の情報を発掘しようと一丸となり、結果的に実りの多いシーズンになったと思っています。
最も象徴的だったことの一つが、日本人の活躍です。フィレンツェの見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」では、日本の工場がそれぞれが誇る技術を海外に向けてアピールしました。職人技を突き詰めた細やかな技術や、最新テクノロジーを駆使した素材開発など、どれも素晴らしいアイデアと技術ばかりで誇らしくなりました。
そして、東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)共催のファッションコンペ「ファッション プライズ オブ トウキョウ(FASHION PRIZE OF TOKYO)」を受賞した「シュタイン(SSSTEIN)」は、パリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中にプレゼンテーション形式でコレクションを披露しました。初の海外でのプレゼンテーションでしたが、奇をてらわず、「シュタイン」らしい静かで強い存在感を発揮しました。さらに、パリメンズに公式参加する日本人デザイナーも、それぞれの持ち味を出しています。
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