ファッション

「ロックポート」2015年春夏 履き心地とデザインを両立したシューズ多数提案

 米ボストン発のシューズブランド「ロックポート(ROCKPORT)」が2015年春夏コレクションを発表した。12月2日の展示会ではモデルプレゼンテーションを行い、ランウェイショーで新作を披露した。今シーズンのテーマは「エクスプレス ユアセルフ」。クッション性および屈曲性の高さ、軽さで人気の「トータル モーション」シリーズは約25型に拡大。ヒールのパンプスやローファー、スリッポンなどをパテントや型押し、スムースレザーで提案する。カラーはベーシックなブラック、ブラウンのほか、ベージュやグレーなどのニュアンスカラーをそろえる。価格帯は1万6000?2万1000円。今シーズンデビューする「ガーデン コート」は、アッパーのレザーにパイソンプリントを施したウエッジソールサンダル。ベージュ、ブルー、ピンクの3色展開で、価格は1万7000円?。ほかにも、洗濯機で洗うことができるスニーカーなどをラインアップする。メンズでは、クラシックな雰囲気のレザースニーカーをはじめ、洗濯できるレザーやスエードを使用したカジュアルシューズなどがそろう。

 「ロックポート」は元々履き心地にこだわったコンフォートシューズを手掛けていたが、14年にウィメンズのデザインスタジオをイタリアに移動。機能性に加え、デザイン性にもこだわった商品を発表している。「デザインスタジオをイタリアに移して以来、30~40代など以前よりも若い年齢層の購買が増加した。ブランドの軸である履き心地の良さと、トレンド感のあるデザインを両立し、コンフォートシューズ業界のファッションリーダーを目指す」と村前浩一「ロックポート」ブランドマネージングディレクター。百貨店の靴売り場以外にも販路を拡大しており、今年10月には大阪府和泉市にオープンしたららぽーと和泉に出店した。既存店のリニューアルも積極的に行っている。

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