「ディオール(DIOR)」は、フランス・パリで2025年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。
マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)アーティスティック・ディレクター(以下、キウリ)が手掛けた本コレクションのインスピレーション源は、1958年にイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)が「ディオール(DIOR)」のために生み出した“トラペーズ”ライン。小説「鏡の国のアリス」を彷ふつとさせる鏡だらけの会場で、“今”や“ここ”が絶えずかくれんぼをして遊び出すような、予測不可能な出会いの連続を全68のルックで表現した。
ショーの背景を飾った9枚の絵画からなる没入型アートワークはリティカ・マーチャント(Rithika Merchant)の作品。世界中の女性アーティストを支援するというキウリと「ディオール」のコミットメントを反映したこの作品は、1月28日から2月2日までの5日間一般公開する。
会場スナップ
日本からは、ファイン ジュエリー&タイムピーシズ ジャパン アンバサダーの中谷美紀が来場。そのほか、BLACKPINKのジスやアニャ・テイラー=ジョイ(Anya Taylor-Joy)、ジェナ・オルテガ(Jenna Ortega)、アレクサンドラ・ダダリオ(Alexandra Daddario)ら豪華セレブリティーがフロントローを彩った。