小松精練は2016-17秋冬向けから、特殊な光沢素材「ウルトラ・ルガーノ」を販売する。ダウンジャケットに使用するタフタ織物を、従来の光沢加工「ルガーノ」に比べて輝度を3倍に引き上げられる。中山大輔 小松精練取締役は「極薄のタフタはダウンジャケットの素材としてイタリアのブランドを中心にかなりの量を販売してきた。1年前に試験機で生産したこの素材をプレゼンしたところ、トップメゾンから量産契約を取り付けた。1億円を投じて特殊な装置を入れ、16?17年秋冬向けから量産体制が整った」という。同素材はJIS規格で測定したところ、従来の「ルガーノ」に比べ3倍近い輝度を記録したという。