米「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」は1月31日、虎ノ門ヒルズ店をオープンした。売場面積は約300平方メートル。1月31日から4月9日にかけ段階的に開業する「グラスロック」(「森タワー」と「ステーションタワー」の中心に位置する施設)の地下2階に店を構える。2024年10月に閉店した銀座店からほど近い同地で、培ってきた顧客とブランドのつながりをさらに強化していく。
まず目に入るのは、初の常設となるバーカウンター。虎ノ門ヒルズ店限定イベントを不定期で開催するとし、PR担当は「ドリンクを片手に、たまにはソファーに腰掛けながら、ゆっくりとブランドの世界観を楽しんでもらえたら」と期待する。スタイリングのプロが無料で買い物をサポートする“パーソナルスタイリングサービス”も常に実施し、顧客とのエンゲージメントをさらに高めていく。
内装全体は、トランクや南国を思わせる観葉植物など、ブランド創業者の“旅好き”な特徴を色濃く反映させている。天井も高く、「地下2階とは思えない、ラグジュアリーで開放感ある空間作りを意識した」という。
PR担当は「2025年春コレクションのローンチとともに、幅広い世代にアプローチできるようなブランドに育てていきたい」と展望する。特にウィメンズはその傾向が顕著で、「スエットや明るいバイカラーのブラウスなど、アイテムのバリエーションを広げている」。そのほか、ブルーを基調にしたクラシックな虎ノ門ヒルズ店限定コレクションも用意。ビジネスパーソンが行き交う立地を生かすべく、オフィスシーンに合うようなスーツやシャツ、ベルト類も充実している。
■「バナナ・リパブリック」虎ノ門ヒルズ店
オープン日:1月31日
住所:東京都港区虎ノ門1-22-1 グラスロック 地下2階