パルコは、2016年春夏広告で14-15年秋冬から引き続きフランスのクリエイティブユニット「エムエムパリス(M/M Paris)」、フォトグラファーのヴィヴィアン・サッセンを起用する。15-16年秋冬と連作の16年春夏は、モデルにアナ・クリーブランド、スタイリストにベンジャミン・ブルーノを起用し、15年6月、オランダ内陸の砂丘地帯で撮影した。今シーズンは、月をテーマに、トランプの4種の柄をモチーフにした凧とアナ、彼女の影の存在のスーツアクターが複雑に絡み合いながら、四季の変遷とファッションの永続性を表現する。「エムエムパリス」によると、月の位相とトランプのマークの間には相関関係があり、4種のトランプのマークが四季を示しているという。15-16年秋冬広告のダイヤとスペードに続き、2016年春夏にはハートとクラブのモチーフが登場する。