ファッション

「2020年東京五輪」を決めた勝負服は島田順子監修のAOKI製

 2020年の東京オリンピック開催を決めたIOC総会(7日、ブエノスアイレス)の最終プレゼンテーションで、安倍晋三・首相や滝川クリステルら招致チームが着用したオフィシャルスーツは、デザイナー島田順子監修のもと、AOKIホールディングスが制作した。同社は「東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会」の活動に賛同し、オフィシャルパートナー契約を結んでいる。オフィシャルスーツは同社のプライベートブランド「ジュンコ・シマダ・JS・ オム」で、一人ひとり採寸して作ったオーダーメイド品。招致委からは「従来までのシックで落ち着いたイメージを変えたい」という要望があり、AOKI側の約10パターンの提案の中から今回のスーツが選ばれた。また、登壇するプレゼンターと、サポートするスタッフとの服装を分けることで、「プレゼンターには特別感が欲しい」という意見に応え、スタッフにはグレーのスーツ、プレゼンターにはネイビーのジャケットにクレリックシャツの組み合わせが採用された。なお一般販売は予定はないという。

 監修したスーツについて「(ネイビージャケットを)金ボタンでなく白いボタンにしたのが『ジュンコ・シマダ』らしさでしょうか」と語る島田順子は、東京開催決定を受けて「1964年のオリンピックの時に日本が急成長したように、これを機に日本人の気持ちが盛り上がり、もう一度元気な日本になるでしょう」とコメントした。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。