「第20回 東京ガールズコレクション 2015 SPRING/SUMMER(以下、TGC)」が2月28日、国立代々木競技場第一体育館で開催された。今季TGCが発信したトレンドキーワードは、"セブンティーズミックス""リラックスフェミニン""ガーリーミリタリー""ザ・デニム"の4つ。「アメリカンアパレル(AMERICAN APPAREL)」や「セシルマクビー(CECIL McBEE)」「スピンズ(SPINNS)」「エモダ(EMODA)」などの全14ブランドがそれぞれのファッションブランドの個性を生かしつつ、春夏のトレンドを取り入れたスタイルを披露。香里奈や山田優、ローラ、水原希子、菜々緒ら総勢100人の人気モデルが登場したほか、食品や化粧品企業などが特別ステージを催したり、ブースを出店し、イベントを盛り上げた。
大トリを飾ったのは、K-POPアイドル、BIGBANGのライブ。スクリーンでカウントダウンが始まると、会場は猛烈な歓声と熱気に包まれた。メンバーは70年代風のヒッピースタイルやデニムで今季のトレンドを取り入れたスタイルで登場。G?DRAGONは羽織の黒いレザーベストに赤いハットを差し、T.O.Pはデニムジャケットに青いペイズリーシャツを合わせて、丸メガネ姿で女性ファンたちを魅了。ダンスに定評のあるSOLは、ダマスク柄の黒いジャケットに太いゴールドチェーンのネックレスを合わせ、ダメージデニムの間から肌がチラ見えするたびに歓声が挙った。流暢な日本語でMCを務めたV.Iは小柄のレオパードのジャケットとジーンズを着こなし、D-LITEはダンディーな黒いナポレオンジャケット姿を披露。楽曲「ハンズアップ(HANDS UP)」「バッドボーイ(BAD BOY)」「トゥナイト(TONIGHT)」「ファンタスティック ベイビー(FANTASTIC BABY)」の4曲を大熱唱した。観客はリズムに合わせて、ペンライトを回し、今日一番の盛り上がりを見せた。
開幕から7時間を経て迎えたフィナーレでは、10年前の第1回から出演している香里奈を先頭に、ショーに出演したモデルたちがランウエイを往復。なお、香里奈は「毎回盛り上がるが今日が今までで一番盛り上がったと思う」と話した。なお、今回のTGCは、過去最高の延べ約3万3700人を動員し、大歓声の中幕を閉じた。