都市型音楽フェスティバル「グリーン ルーム フェスティバル(以下、GRF)」が、5月23、24日の2日間にわたって横浜の赤レンガ地区野外特設会場で開催された。音楽やアート、映像作品を通して、サーフカルチャーやビーチカルチャーを伝えるフェスで、今年で11回目を迎える。今年もストリート・カルチャーのカリスマとも言えるトミー・ゲレロや、オーガニック・アンビエントミュージックという唯一無二のサウンドを奏でるロータスなど、著名アーティストが多数出演し、延べ2万人以上の来場者が熱狂した。
同フェスティバルは、横浜赤レンガ地区という東京都心からアクセスしやすい立地や過ごしやすい季節柄、ファッションもより自由に楽しめるのが特徴。「フジロックフェスティバル」や「ロック イン ジャパン フェスティバル」、「ライシング サン ロックフェスティバル」といった、郊外の人気フェスではアウトドアブランドのアイテムが必須だが、GRFではトレンドや着心地を意識するなど、都会でファッションを楽しむ延長線上でコーディネートする参加者が多数。今回のGRFでも、70年代ボヘミアンやモノトーンなど、トレンドを落とし込んだフェスファッションをそれぞれが楽しむ姿が散見された。
特に会場で人気を集めていたブランドの1つが「フォーエバー21」。2015年春夏のトレンドである、ハッピー&ヒッピーテイストな70'sマインドを織り交ぜたアイテムをラインアップしているほか、手の届きやすいプライスレンジも魅力。ここではそんな「フォーエバー21(FOREVER 21)」を着用した、フェスラバーな"21人"のスナップを紹介する。
トレンド1
ボヘミアン スタイル
もともとフェスとは相性の良いボヘミアンスタイルだが、15年春夏のトレンドに浮上したことで例年以上に"ボヘミアン祭り"の様相だった。会場のピースフルな雰囲気に合わせるように、細かい花柄を散りばめたパンツやフリンジ付きのバッグなどをうまく取り入れ、まるで自由奔放なジプシーのような姿がGRFとマッチしていた。
トレンド2
モノトーン スタイル
ストリートのファッション・シーンをけん引するモノトーンスタイルはGRFでも健在だった。ボヘミアン要素の強いフェスの中では、カラーリングだけでモード的な要素が強まり、ファッション感度の高さを際立たせていた。それでもデザインはリラックスでエフォートレスなアイテムを選ぶことで、着心地の良さはキチンとキープしているのが特徴だ。
トレンド3
総柄スタイル
メンズは、一昨年からトレンドが続くデニムやバケットハットなどストリートでも根強い人気を持つアイテムをチョイスする人が多く、そこにお祭り的な要素をプラスするように、総柄のシャツやパンツなどを挿入するというコーディネートが多数。ただ、トータルとしては全体的にバランスが取れている人が多かった。
トレンド4
白Tシャツスタイル
会場でメンズに圧倒的に支持を受けていたのが、白Tシャツ。スタンダードなアイテムのため価格帯も抑えられるといった側面もあるが、今の時代感がしっかり反映したスタイルといえる。総柄プリントのシャツやパンツを取り入れて、フェス感もしっかり演出。
トレンド5
デニムスタイル
GRFにおける、ウィメンズパンツの定番アイテムの1つがデニムショーツ。どんなトップスと合わせてもユーティリティーが高いうえ、クロップドトップスやレーストップスに合わせるだけで70年代風のカラーを出してくれるので、トレンドもしっかり押さえられる。
トレンド6
クロップドスタイル
野外フェスではあまり見かけないが、都市型フェスではクロップドトップスでほどよく露出し、女性らしいスタイルを強調するコーディネートも注目を集めていた。ゆったりとしたシルエットのパンツやスカートで、バランスの良いAラインを創り出していた。
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