東急プラザ銀座が香港のガウ・キャピタル・パートナーズに買収されました。正確に言えば、同施設を運営する東急不動産は一昨年4月、すでに三井住友トラスト・パナソニックファイナンスに売却しており、ガウ・キャピタルはこれを約1500億円で買い取ります。東急不動産は運営からも撤退し、その後はガウ・キャピタルが運営する新しい商業施設に生まれ変わります。
訪日客で沸く銀座にあって東急プラザ銀座は一人負けの状況でした。三越銀座店、松屋銀座本店、ギンザシックスといった大型商業施設が過去最高売上高を更新するのとは対照的に、コロナ禍に抜けた大型テナントの空きを未だに埋めることができず、館内は閑散としています。東急プラザ銀座は売上高を公表していませんが、苦戦は誰の目にも明らかでした。
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