世界で最も有力なファッション素材見本市である「プルミエール・ヴィジョン」の2015年2月展に、オーガニックなアパレルやレストランを運営するクルックの子会社クルック・オルタナティブが出展する。世界100ヵ国からラグジュアリー・ブランドのデザイナーや素材調達担当者など約5万人が訪れるため、「プルミエール・ヴィジョン」にはイタリアや日本などの有力なテキスタイル企業が出展している。来年2月の同展には日本から、東レや小松精練、日本毛織、エイガールズなど43社が出展する。クルックのようなテキスタイルメーカー専業以外の企業が出展するのは珍しい。クルック・オルタナティブは2015年春夏向けから、伊藤忠商事と共同でプレオーガニックコットンを使ったテキスタイルブランド「エバールーム」を国内のアパレル向けに展開しており、プルミエール・ヴィジョンではヨーロッパを中心とした海外の有力ブランドに売り込む。
【プルミエール・ヴィジョン概要】
日時:2月10〜12日
場所:ノールヴィルパント会場(パリ)
日本の出展社:日本毛織、小松精練、茅ヶ崎紡織、エイガールズ、東レ(婦人服地、ウルトラスエード)、東紀繊維、クロキ、北高、宮田毛織工業、丸和商事、KANDA、栄レース、デビス、三菱レイヨン・テキスタイル、日本綿布、ケイライン、ショーワ、瀧定大阪(C.O.T.O、ZEN KIWAMI)、坪由織物、宇仁繊維、桑村繊維、広撚、ミナミ、瀧定名古屋、田村駒、福井経編、中外国島、東光商事、三星毛糸、カネマサ莫大小、コッカ、チクマ、奥順、西山産業開発、遊絲舎、天池合繊、民谷螺鈿、廣瀬染工場、トスコ、クルック・オルタナティブ