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「エルメス」がスリムな新リップスティックを発売 メゾンの伝統“シルク”から着想を得た滑らか質感

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エルメス(HERMES)」は3月12日、ブランドを代表するリップコレクション“ルージュ エルメス”の第2弾となる、新作リップスティック“ルージュ エルメス ルージュ ブリヤン シルキー”(全14色、各9240円/リフィル、各6380円※リフィルは発売日未定)を発売する。

同製品は使う人の仕草までも美しく演出する、細長く洗練されたフォルムのリップスティックだ。天然由来の成分85%配合で、リップケアと上品な光をまとうリップメイクを両立する。カラーは豊富な全14色で、中でも「エルメス」を象徴する5色のレッド系“ルージュ・カザック”や“ルージュ・アマゾン”、ダークレッド系“ルージュH”、ローズウッド系“ローズ・ボワゼ”、テラコッタ系“ローズ・エピセ”は新たな解釈によって登場する。

質感のインスピレーションの源は、「エルメス」が大切にし続けてきた素材のシルク。メゾンのスカーフに使われている伝統のシルクツイルが持つ、ベルベットのような滑らかな肌触りを新たな解釈で取り入れた、カラフルな雲のようなリップスティックだ。同製品を手掛けたグレゴリス・ピルピリス(Gregoris Pyrpylis)=ビューティ部門クリエイティブ・ディレクターは「テクスチャーは軽く、同時に包み込む感覚でもあります。柔らかいテクスチャーのリップスティックで、朝から夜まで鏡を使わなくても直接塗ることができます」とコメントしている。

パッケージはビューティ部門でオブジェのクリエイティブ・ディレクターを務めるピエール・アルディ(Pierre Hardy)がデザインした。今回のオブジェも“ルージュ エルメス”のリップスティックと同じ素材で製作。ラッカー塗りやヘアライン仕上げ、磨き加工を施した金属を、ブラックやホワイト、パーマブラスで仕上げた。キャップ上部には、曲面に残された指紋のようにエクスリブリス(蔵書票)を刻印している。

香りはメゾンの香水クリエイティブ・ディレクターであるクリスティーヌ・ナジェル(Christine Nagel)が担当。アルニカやサンダルウッド、砂糖漬けのアンジェリカの花の香りを感じることができる。

2025年夏限定エディションも発売

同日、“ルージュ エルメス ルージュ ブリヤン シルキー”の発売に合わせ、2025年夏のリミテッドエディション(各1万10円)も発売する。オブジェは限定デザインで、素材と金属、カラーの共鳴を体現した。鮮やかなオレンジ色のポーチが付属しており、リフィルタイプで入れ替えが可能だ。

カラーは、虹色に輝きながらきらめく渦を再現したほのかにピンクがかった自然な色合いの“ベージュ・ハロ”、波打つ光線が刺し貫く鮮やかで刺激的なタンジェリン“オランジュ・フラッシュ”、魅力を引き上げる、力強く楽しげなフューシャにマゼンタをほんのりと加えた“ローズ・ジェラティーヌ”の軽やかな3色を用意した。

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